F1GP ☆ 『2010年 F1世界選手権参戦用マシン発表』 ☆ 動画 [自動車 スーパーカー ニューモデル 新型車]
『2010年 F1世界選手権参戦用マシン発表』
フェラーリは、2010年のF1世界選手権参戦用マシン「F10」を発表。フェラーリ F10は、前後ウイングが白く塗られているのが特徴。開発の鍵となったのは、FIAが合法と認めた「ダブル・ディフューザー」。2009年のレギュレーションではディフューザーの上限は175mmと定められていたが、マシン中央部にはこの規定が適用されないと「解釈」したブラウンGP、トヨタ、ウイリアムズの3チームは、ディフューザーの中央部に空気の通り道となる穴を開け二重構造として採用。FIAによって合法であると認められた。ルノー「R30」ボディカラーはイエローとブラックで、ルノーが車体にスポンサーの広告を付ける以前にF1やルマン耐久レースで使っていた伝統のカラー。同チームはレースマシンと共に、正ドライバーとしてロシアのヴィタリー・ペトロフを起用することを発表している。ペトロフはロシア人初のF1ドライバーとなり、昨シーズンまでBMWザウバーで走っていたロバート・クビサと共に参戦する。 マクラーレンの新型F1マシン「MP4-25」は、徹底的にエアロダイナミクスを追求したモデル。メルセデスのV8エンジンが搭載され、今季のレギュレーションを満たす為、大型の燃料タンクが装備されている。 ヴァージン・レーシング「VR-01」 マノーGPとしてエントリーされていたチームを買収し誕生したヴァージン・レーシングは、初代マシンにコスワース製のエンジンを搭載。ドライバーにはトヨタから移籍したティモ・グロックとルーカス・ディ・グラッシを起用。このモデルは、風洞実験を行わず、数値流体力学(CFD)によって完全にデジタル設計された史上初のF1マシン。 BMWザウバー「C29」 BMWの撤退後、ザウバーは今シーズンのF1参戦権を失うところだったが創設者のペーター・ザウバーがチームを買い戻し、2010年のF1参戦枠を得ることができた。新マシンのエンジンはフェラーリを使用。小林は去年トヨタがF1を撤退するまでスポンサーだったパナソニックを引き連れての参戦となるようだ。 メルセデスGP「MGP W01」新マシンのカラーリングが1930年代にグランプリを席巻した「シルバーアロー」をコンセプトにしている。長年ザウバーのスポンサーであったマレーシアの国営石油会社ペトロナスが後ろ盾に、本物のマシンがベールを脱いだ。注目点は、ノーズのデザイン。初優勝を果たしたレッドブルのマシンとよく似ている。4季ぶりの復帰となるミハイル・シューマッハは、チームメートのニコ・ロズベルグと共にMGP W01のハンドルを握る。
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